アトピー掻かない
掻く回数を1回でも減らすために。
掻かない方法を5つまとめてみました。
- 冷やす
- たたく
- 保湿
- 刺激しない服を着る
- シャワーはこまめに
お肌は温まると痒さが増し、冷やすと若干治まるので、
冷たいタオルや保冷剤にハンカチをまいたものなどをかゆい部分に当てるとよいです。
また体のためにはお風呂にはゆっくりつかってじっくり温まるほうがよいのですが、体全体が温まるとかゆみはひどくなります。
おふろから上がる前は水かぬるま湯を体にかけて少し体温を下げておくと、少しかゆみがましになります。
かくとお肌の細胞を傷つけてしまい、お肌のバリアが弱くなってさらにかゆくなる原因になるので、たたいて紛らわせるほうがまだ良いでしょう。
アトピーを持つ方のほとんどは乾燥肌です。
乾燥していると、お肌のバリア機能がかなり低くなっているので外からの刺激に負けやすく、アレルゲンやウイルスが入り込みやすいのです。
保湿クリームはお肌の内側の水分を閉じ込めるとともに、お肌にフタをして外からの刺激からお肌を守る役割を果たしてくれます。
ちなみにクリームは化学物質が入っていると、それがまた刺激になってかゆくなる場合があるので、
できれば無添加のものがよいでしょう。
お肌が敏感だと、ちょっと服がこすれるだけでもかゆく感じます。
刺激が少なくていちばんお肌に優しいのは「綿100%」。汗もよく吸い込みます。
逆に化学繊維やウールが入っているものは避けたほうがよいです。
ほこりやダニ、脂、汗、ちりなどがお肌についたままだと、刺激になったり、菌が繁殖したりして炎症がひどくなる場合があります。
これはこまめに汚れをとることで、ずいぶん改善できます。
洗うときはせっけんを泡立てて、ふんわり泡で手で優しく洗いましょう。
そして洗ったあとは、せっけんをしっかり洗い流しましょう。お肌に残ったままだと、それがまた刺激になる可能性があります。