アトピーと海水浴と海の砂
昔から「海水浴療法」という言葉があるように、
海水(塩)には生き物の体をきれいに、健やかにしてくれる働きがあるようです。
少し前になりますが、今年の春のある日、ネットサーフィンしていたらふと「海水浴療法」という言葉が目に留まりました。
そういえば昔足の人差し指の第一関節だけがなぜかひび割れて無性に痒かったことがあり、たまたま海に行ったときに海の砂をすりつけてみたら夢見心地になるほど気持ちがよくて、
その後不思議と痒くなくなりそのまま治ったことがあったなあ。
なんて思い出して、今年の夏は海水浴療法をしてみようと心に決めました。
海の水や砂の
塩分の殺菌効果や消毒効果、発汗作用や血流促進作用
塩の中のミネラル分がお肌に栄養を与え、治癒を促す
などの効果によって皮膚疾患がよくなるんでしょうね。
夏は汗をかいて1日過ごすとすぐあせもができてしまい、そのままアトピーへ変化⇒悪化してしまうというサイクルに陥りやすいので
実験にはちょうど良い。
そして8月のある暑い日。
仕事の休みをとり、生まれて初めて一人で海に車を走らせました。ちょうど関節や首回りに痒みも出ているときでした(笑)
2時間ほどドライブし、途中のコンビニで水のペットボトルとお昼ご飯を買い込み、人がほとんどいない海水浴場に到着。
片手で立てられるほど設置が簡単な小さいテントを立ててから、さっそく海へ。
まずは海水に浸かり、波の音を聞きながら、30分ほどぼーっとリラックス。
そして温かい砂浜の砂をたっぷりとって、かゆいところを心ゆくまでこすり、痛みに変わる一歩手前でストップして海水で洗い流しました。
なぜかわからないですけど、砂でこすると背中がぞくぞくするほど、恍惚状態になるほどきもちがいいんです。
痛みはなく、ただ痒みだけをとっていってくれる気持ちよさ。
手で掻いた場合の5倍くらい気持ちがいいです。
その後テントで一休憩して、また痒くなったところに砂マッサージをしたり、砂に埋まってみたり。
海の水と砂を堪能しまくって、帰りは近くのお肌にいい成分が入っているという温泉へ。
温泉でじっくり患部を見てみると、なんだかもうお肌がきれいになっていっている気配がしました。
傷が目立たなくなり、あついお湯につかっていても全然かゆくならない。
むしろお肌がすべすべでした。
久しぶりに爽快感を感じながら体を洗ったあと、最近忙しくてご無沙汰になっていたみんなの肌潤糖を溶かして、今日はリッチに全身へ。
ゆっくりマッサージしてからもう一度お湯につかり、上がった後は休憩室で同じく「みんなの肌潤糖」シリーズのローションを患部へ塗りこみました。
いつもボコボコざらざらしているお肌が今日は滑らかですべすべ。
ローションもすいすいと吸い込まれていって、いつもと全然お肌のコンディションが違いました。
お肌を触っても温度の変化があっても、いつもなら痒みを誘発する刺激が今日は何ともない。
満足して帰路につき、翌日。
やっぱり痒くない。
傷もたった1晩でずいぶん良くなってるし、いつもなら寝てる間に掻いてしまって出ている血や汁もどこからも出ていない。
それだけですごくうれしくて、目覚めもよくて、とても気持ちよい朝を迎えることができました。
その後も普段より格段に調子がよかったのですが、4日ほどするとまた少しかゆみがでてきたので、次の週末もそしてその次の週末も、寒くなるまで今年は海に通い詰めてみることにしました。
プラス、『みんなの肌潤セット』を使って、ずっとさぼっていたお手入れも毎日するようにしました。
少しでもお肌がきれいになってきた実感があると、お手入れも苦ではなく、むしろ楽しみになるんですよね。
そして今年は割と暑い日が続いたので、くらげに気をつけつつ9月終わりごろまで海に通った結果。
今12月ですが、一番ひどかった箇所が少しカサカサするくらいで、痒みやひび割れ、傷はすっかりなくなったままです。
やはり自然の力はすごい。それと肌潤セットの力も大きいと思います。前回かなり悪化したときもこれで治ったので、今回も期待していました。
ただめんどくさがりなので、いつもお風呂に入浴剤を入れ忘れ、入れ忘れると残りの肌潤糖とローションも今日はいっかとなってしまい、ついさぼってしまう。
でもきれいな肌をキープしたければ、やはり毎日の努力が大事ですね。
今回は海水浴がモチベーションアップのきっかけをくれたので、今の状態を維持できるよう頑張りたいと思います。