アトピーとストレス

アトピーとストレス

アトピーとストレスの因果関係について、まだ正確なことは分かっていないようです。アトピー自体が難病ですしね。

 

 

ストレスを感じるとこういう物質が分泌されて、かゆみを感じさせる神経系にこういう影響を与えて・・・・・という説は読んだことがありますが、 ストレスって目に見えるものでないだけに個人によって違いますし、本当にそれが原因かどうかも正確には分かりませんよね。

 

 

 

けれども!!!

 

 

ストレスがアトピーに良くないのは確かです。 過度のストレスを感じると、一般的にその影響は弱い部分に出ます。

 

胃が弱い人は胃痛や胃潰瘍になったり、腸が弱い人は下痢・便秘になったり、、、そして肌が弱い人は肌に出るんです。

 

実際どうがんばっても仕事が超ハードだったり、人間関係がうまくいっていなかったり、仕事そのものが合わなかったりで、ストレスをためていった結果アトピーでお肌が崩れ落ちるんじゃないかというほどひどい状態になったあげく、

 

仕事をやめた瞬間きれいになったという友人がいます。

 

 

 

アトピーはたかが肌の問題で、内臓疾患のように深刻なものではないという人がいますが、そうではありません。

 

アトピーがひどいときは体の抵抗力や免疫機能も落ちている状態ですし、精神的にもやはり弱る。

 

たいてい夜も寝られないため慢性的な寝不足になり、深刻な病気につながることもあります。 

 

特に顔や手などは最初に人目に触れるため、あまりにひどいと人前に出ることも嫌になり、対人恐怖症になったり、うつ病になったりする場合もあります。

 

 

またその状態で病院にいくと100中99ステロイドを処方され、それを毎日塗りたくるため、腎臓などに大きな負担を与えていくという面もあります。

 

 

そんなわけでストレスを見くびるのは危険です。

 

ちょっと嫌なことがあったからとすぐに投げ出すのはだめですが、自分の力ではもうどうしようもないほどになったり、限度を超えている、これ以上がんばれないというほどのストレスを感じたら、あっさりそのストレスの原因になっているものを捨てましょう。

 

アトピーがひどくなる=体が悲鳴をあげて訴えているのです。 それを無視していればそのうち体がやられます。

 

アトピーがひどくなってきて、なかなかおさまらないようなら、皮膚科にとんでいって毎日薬を塗り塗りがんばるのではなく、ちょっと立ち止まって原因を考えてみることも大事かもしれませんね。