アトピーの子どもに良いおやつ
どうも 子どもにおやつ=悪い みたいなイメージがありますが
子どもも幼児期を過ぎると3食のごはんだけでは足りなくなってきますし、「おいしい」と感じながらおやつを食べていろんなお話をする時間も貴重なものです。
もちろん菓子パンとかドーナツ、アイスクリームなんかはだめですが、食べるものによってはおやつでアトピーを良くしていくこともできます。
子どもが喜ぶもので、アトピーにもよいもの。2つおすすめがあります。
それは きなこ餅と チョコレート。
私がこだわっているのは、国産100%の大豆を使ったきなこに国産の黒砂糖を混ぜたきなこパウダーを作ることと、70%以上のハイカカオのチョコレートを選ぶこと。
きなこはお餅にかけて食べることが多いですが、バターと混ぜてキナコバターにしてパンに塗ってみたり、ハチミツを混ぜてヨーグルトにかけてみたり、自分でつくるフレッシュジュースに混ぜてみたりいろいろアレンジもしています。
だいたい1日大さじ3杯〜4杯くらい食べてるかな。
チョコレートは裏の成分表示を見て、いちばんに「カカオマス」が来ているものを選んでいます。
砂糖が多いチョコレートだと逆にアトピーが悪化するからです。
これが食べられる子どもなら問題ないですが、苦いと泣く子が多いので、これを溶かしてはちみつを混ぜてミルクでのばして、ココアにしてあげると喜びます。
私も寒い朝にはそれを飲んで仕事に行ったりもします。
ちなみにどうしてきなことチョコレートがおすすめなのか???
それぞれこんな効能があります。
大豆を挽いて作るきなこには
ミネラル、葉酸、イソフラボン、鉄分、食物繊維などが豊富に含まれていて、
細胞を新しく作る手助けをしたり、腸内環境・ホルモンバランスを整えたり、新陳代謝を促したり、皮膚の健康を維持したり、便秘を治すなどの働きがあります。
どれもアトピーにもってこいの効能ばかり。
そしてカカオには
ミネラル、カカオポリフェノール、食物繊維などが含まれており、
活性酸素の除去(アレルギーは活性酸素から引き起こされるという説があります)、アレルギー性疾患の緩和、腸内環境の改善、便秘解消、紫外線からお肌を守る、細胞や血管の老化防止
などの働きが期待できます。
こちらもアトピーにぴったりの効能をたくさん持つのですが、これを期待するには砂糖たっぷりの甘いチョコレートではだめで、あくまでカカオが70〜80%以上含まれているものを選ぶのがポイントです。
はちみつや黒砂糖など、自然の甘みで子どもでも食べやすい味にしてあげながら、ぜひきなことチョコレートをおやつに取り入れてみてください。